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社会保険労務士試験科目別攻略法 その9:一般常識

【一般常識学習のポイント】

一般常識に関する社会保険労務士試験の出題範囲は、広範囲の上、対策が立てづらく不得意とする受験生の方が多い部分だ。

一般常識学習のポイントは、高得点をねらう必要がなく最低基準点(4点)をクリアすることを目標に戦略を立てること。

それには、まず法令関係と労務管理用語についてしっかり学習し基礎を固める必要がある。

そして、一般常識対策の問題集を購入し、その問題集で正解できなかった問題や知らなかった問題を潰していくことにより、少しづつ知識を補充していくやり方が最も理想的だ。

一般常識は広範囲なうえ、他の科目に比べて業務との関連が強くないので、完璧にしようとして時間を浪費するより、不合格にならない程度に学習時間を抑えて、他の科目に時間を割くべきだ。

最後に労働経済白書や厚生労働白書については、購入しても読む時間がなくなる可能性があるので、厚生労働省のホームページから概要をまとめたものをダウンロードし仕上げに読む方法をとるといいだろう。

各予備校が社会保険労務士試験の本試験直前に実施する一般常識対策の講座を受講していいだろう。

022.jpg A.労務管理その他の労働に関する一般常識

出題数は選択式1問と択一式で5問(社会保険関係5問と併せて10問出題)。

出題可能性のある箇所は、次のとおり。

1.労働関係の緒法令(主要科目以外の関連法令)

労働組合法・労働関係調整法・最低賃金法・職業安定法・高年齢者雇用安定法・男女雇用機会均等法・育児介護休業法などが出題可能性が高いので重点的に学習する。

どの法律も細かいところまで覚えるのではなく、テキストに書いてある内容をまず理解し、その後は問題集で知識を補充するようにする。

厚生労働省のホームページに法律の概略等がアップされている場合があるのでチェックするのもいいだろう。

2.労務管理用語

これはテキストに書かれている範囲の用語を、単語カードに抜き出して隙間時間を利用して覚えていくのが効果的。

用語をみて内容を説明できるようにする必要はなく、内容を読んでその用語が思い浮かぶ程度まで覚えれば十分だ。

3.労働経済白書

労働経済白書の内容から出題される。

労働経済白書は要約文が厚生労働省のHPにアップされているので時間があれば目を通しておくほうが良いだろう。

B. 社会保険に関する一般常識

社会保険に関する一般常識の出題数は選択式1問と択一式で5問(労務管理関係5問と併せて10問出題)だ。

出題可能性のある箇所は、次のとおり。

1.社会保険の緒法令(主要科目以外の関連法令)

国民健康保険法・船員保険法・介護保険法・老人保健法・児童手当法・社会保険労務士法などが出題可能性が高いので重点的に学習する。

どの法律も細かいところまで覚えるのではなく、テキストに書いてある内容をまず理解し、その後は問題集で知識を補充していけば良い。

あと全体的な概略をさっと勉強したい方は、社会保険研究所発行の「社会保険のてびき」がおすすめだ。

健康保険法と厚生年金保険法についても実務的視点から詳しく解説してあるので、学習の初期段階に通読して内容を掴むのには効果的。ただし、内容的には問題ないものの根拠法令とか通達について記載されていないので、メインテキストにはならないことを覚えておくこと。

2.社会保険の歴史

テキストの年表が載っているはずなので、その年表をみてどの法律がいつ施行され、いつ改正されたのかチェックしておけば十分だ。

3.厚生労働白書

厚生労働白書の内容から出題される。

厚生労働白書は要約文が厚生労働省のホームページにアップされているので時間があれば目を通しておく程度で良いだろう。


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